DVD/ビデオ 582440 (266)
機動警察パトレイバー 劇場版(Blu-ray Disc)
販売元: バンダイビジュアル
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OVAやTVアニメで人気の機動警察パトレイバーの劇場版第1作目で監督は押井守。公開から20年近く経過しているにも関わらず現代が抱える問題をうまく描きだしていて作品としてのクォリティは高くOVAやTVアニメを観ていなくても十分楽しめる作品でした。画質は所々にフィルムの傷などが見られますが公開から20年近く経過しているにも関わらず十分綺麗だと関心しています。DVDが同梱しないBlu-ray版の再リリースには評価をしたいところですが正直価格が高いですね、この商品に限らずバンダイビジュアルの販売戦略や高い価格設定といったメーカーとしての姿勢にはまだまだ疑問が多いですね、ガンダムシリーズなどといった強力ななラインアップを誇るメーカーだけにもっともっと消費者の立場を考えて欲しいものです。
機動新世紀ガンダムX 01
販売元: バンダイビジュアル
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ガンダムXの批判として、「戦闘が地味」という意見をよく耳にする。
誤解を恐れずに言うなら、確かにその通りなのだ。
ガンダムXは、ニュータイプを「最強のパイロット」として描く従来のシリーズ作品とは根本的に考え方が異なる作品だ。
あなたが「ニュータイプ」と聞いて、ビットやファンネルがビュンビュン飛び交うような派手な戦闘を期待しているなら、この作品はかなりの肩透かしになる可能性がある。
(念のため言っておくが、ビットやファンネルが出てこない、という意味ではない。
それらが、ニュータイプの力を戦争利用する「禁断のシステム」として描かれているためである。)
従来のガンダム作品なら 「大義のためならニュータイプ能力をガンガン使って敵を倒すべし。」 というように描かれるが、
ガンダムXでは 「ニュータイプは戦争の道具ではない。ニュータイプ能力を戦争に使うべきではない。」 という主張が首尾一貫している。(例えば、ニュータイプのティファが、最後まで戦闘要員にならない事や、ジャミルが、起動させたGビットを自らの手で破壊する事等)
最近のシリーズ作品と比べると確かに一見地味かもしれないが(作画も含めて)、ニュータイプをメインテーマとして考えた場合、ガンダムXのスタンスは間違っていない、むしろこれで良かったんだと思えるのだ。
機動新世紀ガンダムX 10
販売元: バンダイビジュアル
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「ニュータイプ論」という視点で機動新世紀ガンダムXを語ろうとすると、人によって様々な意見が出てくる。
例えば「宇宙世紀以外、ましてや富野監督以外がニュータイプを語るな!」というような過激な意見から「宇宙世紀(UC)のニュータイプとアフターウォー(AW)のニュータイプは別物。UCのは本物のニュータイプで、AWのは偽者。」というような意見まで色々である。
ニュータイプ論が現在も迷走を続けているのは、ひとえに富野監督が作品によってニュータイプの概念を変容させている事(めぐりあい宇宙ではニュータイプが人の可能性として描かれているにも関わらず、続編のTV版ゼータではニュータイプになっても分かり合えない、ニュータイプになっても救われない物語になっている等)と、同監督がシリーズ中でニュータイプ論に結論を示さないままうやむやになってしまっている事(F91,V,∀とシリーズが進むごとにニュータイプを取り扱わなくなっていく)に原因がある、と私は考えている。
富野監督をはじめ誰一人として、結論を示そうとしなかったニュータイプ論という命題に、果敢にも真正面から取り組んだ高松監督の試みは、決して非難されるべきものではない。
Xにおけるニュータイプ論では、“ニュータイプ能力者”が「人の革新」ではない、という結論に辿り着いた。
だが、それは決して“ニュータイプ能力者”や“ニュータイプ能力”の存在自体を否定しているわけではない。ガンダムワールドには、確かにそれらは存在しているのだ。(ファーストもXも、∀の黒歴史に内包されてる訳だし)
Xが否定しているのは、「ニュータイプ能力者だけが“人の革新”として未来を作れる」というような、「ニュータイプ能力者だけを過剰に神格化する考え方」だけなのだ。
確かに、ニュータイプには未来が見える。けれども、それは未来の無数の可能性のひとつが見えたに過ぎない。実際にどんな未来を手に入れるかは、今この世界に生きる人間一人一人の行動次第。(ガロードがティファの予見を覆して未来を変えてきたように)
未来を作れるのは“ニュータイプ”だけじゃない。この世界に生きる“人”の数だけ未来はあるんだ。だとすれば、“ニュータイプという言葉”に未来を託すような“幻想”とは決別して、新しい時代を創ろう。
これこそが、高松監督がGXで伝えたかった“機動新世紀”の意味ではないだろうか?
GX本編から類推するに、ファーストガンダムに感化された“筋金入りのファーストガノタ”であろう高松監督が、ニュータイプだけが救われるのではなく、オールドタイプを “地球の重力に魂を引かれた人” として切り捨てるのでもなく、“全ての人” が等しく救われる結論に辿り着いたことを素直に賞賛したい。
機動新世紀ガンダムX 02
販売元: バンダイビジュアル
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戦闘をメインにせずに戦争を描こうとしたのが、他のガンダムにはない描き方で好感が持てた。物足りない部分はあったが、一人で全話脚本を書いた事もあり全体的に作品の軸がぶれる事無く、上手くまとまっていると言う印象を受けた。
メインの舞台である戦後世界をもっと描いてくれていれば、作品のテーマが今以上に視聴者に伝わったのではと思うと残念だが、製作環境を考えればよくやり遂げたと思う。
機動新世紀ガンダムX 03
販売元: バンダイビジュアル
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ガンダムで表現したから色々批判されてるけど、ガンダム抜きで見たら普通に良かった。
まず、こういう表現方法で戦争を描こうとした監督は凄いと思う。しかもアニメで。アニメで戦争を描こうと思えば、戦闘を中心に描いた方が見ている側からすれば分かり易いし、アニメとしての楽しみもある。戦闘も毎回描いてるけど戦争をしてるとは感じなく、作品の設定である戦後の世界を生き抜いて行く為の戦闘を描こうとしていると感じた。
ガンダムファンからすればそういう描き方が気に食わないのかもしれないけど、戦争をメインとして扱う作品なら戦後世界を描くことも表現方法としては十分ありだと思う。戦闘を描くことだけが戦争を描く唯一の方法ではないんですから。
機動新世紀ガンダムX 04
販売元: バンダイビジュアル
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ニュータイプ(とゆーよりは、強化人間か?)のカリスにガロードは完膚無きまでにやられ、ティファを連れ去られてしまいます。しかし、心を砕かれたガロードに檄を飛ばすジャミルの姿は元ニュータイプだった自分にできなかったことをしようとしているガロードへの期待という部分が伺えるし、オールドタイプもニュータイプも人間であることに変わりはないというのを上手い形で活かしていると思います。アムロだって、カミーユだって、オールドタイプ相手に結構苦戦したりするシーンはあったのだから。
見事に恐怖を克服し、カリスを圧倒し、敵でありながら、人体実験の犠牲者のカリスを助けようとするガロードの姿は、相手を虫けらのように扱うどこぞのクズ連中には絶対にできない崇高な行為だと思います。
機動新世紀ガンダムX 05
販売元: バンダイビジュアル
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ルチルの設定は無理があるのですが、ローレライというマジンガーZのネタをこういった形で活かしたのは面白かったです。イルカを攻撃兵器にするというのは、現在、捕鯨問題を持ち出している欧米諸国がイルカを利用したカミカゼみたいな蛮行をやろうとしていたので、そういった意味では本作が戦争というものをいろいろと勉強していたことが判ります。
ガロードを追うエニルと、尚もちょっかいを出し続けるフロスト兄弟も要所要所で占めていてくれます。こういった工夫を見るのもXの魅力です。
機動新世紀ガンダムX 06
販売元: バンダイビジュアル
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なんと言っても見所はランバ・ラル役で有名な広瀬正志が、凄腕スパイとして活躍し、ガロードとフリーデンをまんまと奪取します。しかし、ティファやガロードとの会話と交流で、次第に心が動かされ、二人を救うために犠牲になる・・・というところが本当に良いシーンでした。
こういった声優さんの使い方がXは本当に上手く(まあ、2話のヴェドバのような救われないキャラもいたけど・・・)、キャラと声優さんの魅力を両方に於いて出していましたし、やや主要キャラよりのWやGよりも、そういった部分で上手く使われていました。
それもXの魅力ではあったのですが・・・・・・。
機動新世紀ガンダムX 07
販売元: バンダイビジュアル
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圧倒的な新連邦の前にささやかな抵抗を試み、フリーデンもその流れの中に入っていったのですが、そんな小国エスタルドの姿は現実と戦争の厳しさを見せていました。
ウィッツと意気投合した武人のリー将軍、ロアビィと心を通わせた女ゲリラのユリナ、ガロードに影響され、弱気な代表から、苦しくても誇りを失わずに国を生かすことを選んだウイリスに、そのウイリスの成長を見届け、国とウィリスのために死を選んだルクスという具合に魅力的なキャラの生と死を本当に印象的にしていました。
こういった属国になりながらも生きることを選ぶというのは誇りを捨てて生きるということではなく、むしろ、誇りを持つために生きるという解釈もできるし、戦後日本の出発点がここにあったことを今一度知るべきだと思います。
それは馬鹿な代表と4人のゲスによってメチャメチャになったどっかの哀れな島国よりも、ずっとシビアな現実を見据えていたものでした。
機動新世紀ガンダムX 08
販売元: バンダイビジュアル
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自分たちの能力を認めようとしない人間を全て排除しようとする、フロスト兄弟。
主人公ガロードのティファへの恋心が作品の骨格となっていますが、その傍らフロスト兄弟の復讐が遂行されます。
フロスト兄弟は誰からも傷つけられない、自分たちだけの楽園を築こうとしていたのです。
ですが、全てを滅ぼし、自分たちにのみ都合のいい楽園を築いたところで、どうなるのでしょう?
褒めてくれる人なんていませんし、彼らの能力を認める人もいません。
軍参謀本部直属士官にまで昇級を果たす程、明晰な頭脳を持つ彼らですから、そんなことは分かっていたかもしれません。
例え分かっていても、過ちを犯してしまうのが人間です。
これはフロスト兄弟だけの問題ではありません。現代日本にも、勉強しているのに成績が上がらず、親に怒られ、非行に及ぶ少年少女のニュースがどれほど報道されていることか。
才能なり努力を評価されない人間は、ひどく傷つくものです。
現代日本の教育システムでは、弱者はどんどん切り捨てられます。本当にそれでいいのか?
切り捨てられた人間の中にはフロスト兄弟のような人もおり、社会を不安に陥れるのです。
国は、日本人は生まれながらにして皆平等、と憲法で謳っています。
一方、国の教育方針では、偏差値の低い人間は劣等生として扱われ、蔑まされます。
現代日本の教育問題へ鋭く迫った、珠玉の作品。 全10巻。